大分大学理工学部・大学院工学研究科

大学院工学研究科の髙橋美沙紀さんがAICEアワードを受賞しました

受賞

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 大学院工学研究科2年 熱工学研究室 髙橋美沙紀さんがAICEアワードを受賞しました。2019年3月5日,ベルサール神田にて行われたAICE賛助会員研究フォーラムにて表彰されました。

研究課題名:ガソリンエンジンの実用計算に適用可能なすす生成モデル

研究担当者:髙橋美沙紀(大分大学大学院),橋本淳(大分大学),石井一洋(横浜国立大学大学院),秋濱一弘(日本大学)

概要:実用燃焼器の数値計算においてすす生成特性を予測するためには,化学種数等の保存量をできるだけ少なくすることが望ましい。本研究では炭素数60程度までの多環芳香族炭化水素の成長過程を3つに区分したセクショナル法で記述し,モーメント法による粒子成長計算と組み合わせてすす生成量を予測するモデルを作成した。さらに,ガソリンサロゲート燃料に対して衝撃波管にて計測された実験結果を用いて,モデル評価と調整を行った。

AICE(自動車用内燃機関技術研究組合,The Research association of Automotive Internal Combustion Engines)

URL:http://www.aice.or.jp/

 AICEアワードは,2018年度に実施された自動車用内燃機関に関する研究の中から,優れた研究に対して授与されるものです。本年度は燃焼研究5件,排気後処理研究5件が選定され,髙橋さんの研究は燃焼研究分野として受賞しました。

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授賞式の後は,ポスターセッションにてAICE組合員企業および賛助会員企業の皆様と意見交換を行いました。

2019年度はAICEと連携し,さらなるモデル開発を進めてゆく予定です。

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