大分大学理工学部・大学院工学研究科

デジタル社会を技術で支える将来のリーダーとなるべく、潜在的課題の発見・解決、非常事態におけるデジタルインフラの速やかな回復・復興、さらには新しい付加価値の創造を主導できるDX人材に必要な基盤スキルを有する人材の養成を目的とします。

DX人材育成基盤プログラム ホームページ

プログラムの概要

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災害やパンデミックを含む不確実で変動の著しい社会の維持・発展のために求められる,デジタル・グリーン等の成長分野をけん引する高度情報専門人材(DX人材)を育成する,大学院の教育と連動した「DX人材育成プログラム」†において,DX人材に必要な基盤スキルを有する人材の養成を目的とします。

 

†「DX人材育成基盤プログラム」は,「DX人材育成プログラム」の学部段階のプログラムです。

学ぶこと

DX人材育成基盤プログラムでは,ディプロマ・ポリシーが示す能力を修得するために,以下に示す科目群から構成されるカリキュラムを提供します。さらに,専門科目におけるハイレベルで確実な理解を促進する再履修制度を導入するとともに,DX推進マインドを養成する長期インターンシップ科目の提供や,大学院でのコア科目の先行履修を課します(選択必修,院への進学要件)。

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  1. 幅広い教養と社会性を身につけるとともに,国内外で活躍できるコミュニケーション力,情報発信力を修得するために,教養教育科目,語学系科目,専門英語教育科目等の履修を課す。
  2. 自然科学の基礎・原理を理解し,それを工学的問題に応用できる能力を修得するために,理工学基礎教育科目および理工学展開科目の履修を課す。
  3. 数理的な考え方を身につけ,情報・知能分野の専門知識・技術を理解し,それらを応用できる能力を修得するために,専門科目の履修を課す。
  4. 問題を整理・分析し,多面的に考えて解決する能力,および論理的記述とプレゼンテーションの能力を修得するために,専門科目において,演習・実験・実習系の科目の履修を課す。これらの科目では,チームとしての活動を重視している。
  5. 工学技術が社会環境と人間生活に及ぼす影響を適格に把握し,倫理観をもって適切に対応できる能力を修得するために,技術者教育科目の履修を課す。
  6. 数理および情報・知能分野の専門知識・技術を活用し,当該分野の様々な課題を解決する総合的な能力を修得するために,卒業研究を課す。

養成する人材像

第4次産業革命に必須となる技術革新を主導する,DX実践に必要な基盤スキルを有した人材を育成します。

Pick Up 研究テーマ紹介

古家 賢一 教授

研究テーマ音声・音響・音楽等の音メディア処理

高騒音下で目的音をクリアに収音するために,複数のマイクロホン出力信号を計算機上で処理するマイクロホンアレー技術の研究を行っている。 また,音がどこで発生されているかをマイクロホンアレーを用いて検出する,音源位置検出の研究を行っている。 遠隔のコンサートなどをネットワークで伝送するために,複数のスピーカと複数のマイクロホンを用いて,臨場感高く再現する技術の研究を行っている。 スマートフォンなどの携帯端末を用いて日常的な身体音(心音,睡眠音など)を収音し,健康チェックやライフログを行うアプリの研究開発を行っている。

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その他の研究テーマ
  • マイクロホンアレーを用いた雑音抑圧の研究
  • マイクロホンアレーを用いた音源位置検出の研究
  • 高臨場感音響伝送技術の研究
  • 音関連スマートフォンアプリ開発

教員紹介

教授

准教授

講師

助教