大分大学理工学部・大学院工学研究科

社会の要請に対応して電子デバイス,システム制御,電気エネルギーの開発・利用など,基礎から応用に至る幅広い教育研究を行い,電気エネルギーと電子情報工学の分野から持続可能な未来社会の構築に寄与できる,確かな学力と創造力を備えた人材の養成を目的とします。

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プログラムの概要

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社会の要請に対応して電子デバイス,システム制御,電気エネルギーの開発・利用など,基礎から応用に至る幅広い教育研究を行い,電気エネルギーと電子情報工学の分野から持続可能な未来社会の構築に寄与できる,確かな学力と創造力を備えた人材の養成を目的とします。

学ぶこと

電気エネルギー・電子工学プログラムでは,理工学部理工学科のディプロマ・ポリシーに掲げた素養を有する人材を育成するために,教育課程を教養教育科目,基礎教育科目,共通専門科目,プログラム群共通専門科目,プログラム専門科目,展開サブプログラム科目,及び卒業研究の7つに分けたカリキュラム構成で教育を実践します。

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  1. 社会人として必要な教養を身につけるための教養教育科目,理工学に関する基礎的知識と応用力を身につけるための基礎教育科目と共通専門科目を開講します。
  2. 電気電子工学の基本的な素養とともに,情報技術に関するハードウェアとソフトウェアの両方の知識を身につけるためのプログラム群共通専門科目とプログラム専門科目を開講します。また,広く他分野と連携する応用力を獲得することができる展開サブプログラム科目を開講します。
  3. 論理的記述力とプレゼンテーションの能力を身につけ,より実践的な能力を得ることができる実験実習系科目(プログラム群共通専門科目・プログラム専門科目)を開講します。
  4. 4年間のカリキュラムの集大成として,それまでに学んだ知識・技術を有機的に組み合わせて実際に応用する力,問題解決能力,コミュニケーション力,自主的・継続的に学習する能力を高めるための卒業研究を行います。

養成する人材像

数学・物理と電気電子工学を融合的に学び,電気エネルギーと電子情報工学の分野から持続可能な未来社会の構築に寄与できる,創造性と専門性を備えた人材を養成します。

Pick Up 研究テーマ紹介

大森 雅登 准教授

研究テーマ 半導体の材料物性とデバイス特性の評価・解析

デジタル社会を支える半導体デバイスの高性能化を実現するため,半導体材料の高品質化とプロセス技術およびデバイス評価技術の高度化に関する研究を行っています。半導体デバイスの性能を向上させるには,不純物や空孔などの不要な欠陥を抑制し,ドーパントの密度や位置を精密に制御することが重要になります。それらの存在を捉え素性を明らかにし密度を正確に定量するため,フォトルミネッセンス法やホール効果測定などの光学的・電気的測定法を駆使した新しい評価手法の開発に取り組んでいます。また,これらの測定技術を応用することでトランジスタなどの半導体デバイスの動作特性を詳しく分析し,高性能化に向けた作製条件の最適化に関する研究も行っています。

電気エネルギー・電子工学プログラム-PickUp研究テーマ紹介の写真研究紹介図
その他の研究テーマ
  • 半導体中のドナーおよびアクセプタ密度の非破壊・非接触な定量評価手法に関する研究
  • 窒化ガリウム(GaN)自立基板を用いた縦型GaNパワーデバイスの開発
  • MOSFETの反転層チャネルにおけるキャリア伝導特性解明

教員紹介

教授

准教授

助教