本学工学研究科工学専攻（知能情報システム工学コース）博士前期課程2年 末永雄大さん（寺井研究室)が、2022年2月12日にオンラインで開催された「第144回日本数学会九州支部例会」において「第7回 九州若手数学者発表賞」を受賞しました。

　https://www2.math.kyushu-u.ac.jp/~hiroshima/young.html

　受賞理由は、「一般化されたRamanujan-Nagell方程式 x²+(4c)^m=(c+1)ⁿと x²+b^m=cⁿ を研究し、その成果を日本数学会九州支部例会等において積極的に発表している。その研究活動は九州若手数学者発表賞を授与するに相応しい。」です。 末永さんの研究分野は数学の整数論、特に不定方程式論(方程式の整数解)という分野に属します。代数の知識や素数に関する深い洞察により、一般化されたRamanujan-Nagell方程式の研究を進め、2本の査読論文掲載、 5回の講演という顕著な成果を収めました。

　末永さんの益々のご活躍を今後も期待します。