工学研究科の河野茉代さんが情報・システム・利用・技術シンポジウム(日本建築学会)において若手優秀発表賞を受賞
本学大学院工学研究科の河野茉代さん(小林祐司+都市計画・地域減災研究室所属)が,日本建築学会の第47 回日本建築学会情報・システム・利用・技術シンポジウム(2024年12月5日〜6日)において若手優秀発表賞を受賞しました。この賞は,同シンポジウムにおける学生・若手技術者などの優れた発表に対して贈られる賞です。
https://aijisa.org/2024/aijisa-young-presentation-award/
発表題目:南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域における津波浸水想定区域内外の福祉施設の立地状況と課題
著者:河野茉代(工学研究科博士前期課程2年),小林祐司(理工学部)
会場,発表日時:建築会館(東京),2024年12月5日
毎年発生する豪雨災害,土砂災害などでは高齢者福祉施設への被害も後を絶ちません。現状の社会福祉施設の立地特性を把握し,将来的には安全な場所への立地誘導が必要となってきます。本研究では,地理情報システム(GIS)を活用し,南海トラフ地震津波避難対策特別強化地域指定市町村を対象に福祉施設の立地状況を把握し,津波災害を想定した今後の福祉施設の立地誘導のあり方,災害後の施設間の連携のあり方を提案しています。
※小林祐司+都市計画・地域減災研究室では,これまで都市防災や防災教育に関する教育・研究・地域貢献活動を実施してきています。