理工学研究科の稲木健太郎さんが静電気学会エクセレントプレゼンテーションアワードを受賞
受賞
本学大学院理工学研究科電気電子コース1年の稲木健太郎さんが、2025年9月11,12日に名城大学で開催された第49回静電気学会全国大会にて、エクセレントプレゼンテーションアワードを受賞しました。本賞は研究発表において優れた発表をした学生に贈られるものです。
○発表題目:針-平板電極におけるストリーマ放電による一重項酸素の空間ダイナミクス
○著 者:稲木健太郎, 金澤誠司, 福井友也, 古木貴志, 立花孝介, 市來龍大, Marek Kocik,
Jerzy Mizeraczyk
コロナ放電の一つのモードであるストリーマは空気環境の改善など広く利用される放電形式で、反応性の高い活性酸素や活性窒素を生成することが可能です。本研究ではその中でも酸化力は低いものの、寿命が長いことで知られている一重項酸素に着目しました。針-平板電極によるストリーマコロナ放電で生成される一重項酸素について、近赤外線カメラを用いて観測し、その空間分布と挙動について報告しました。
授賞式 賞状
(静電気学会杤久保文嘉会長と稲木君)